第13世代インテルCoreモバイルプロセッサーの比較を行いました｜HXシリーズはパワフルです

CES2023で新しいモバイルプロセッサー、第13世代インテルコアプロセッサーが発表されました。

今回は新しく発表された第13世代インテルコアプロセッサーの比較表を作成しましたのでご覧ください。

また第12世代後半から初めて導入されたHXシリーズは第13世代でも需要なラインナップでインテルが最も力を入れているシリーズと思われます。

「HXシリーズ」はTDP55Wが付いていてデスクトッププロセッサと同じぐらい強力になっています。第12世代で最もパワーのあるのは「Hシリーズ」でしたが第13世代からは「HXシリーズ」が最上位になりました。

第13世代にはシリーズ別で「HX」「H」「P」「U」の4つがあります。「HX」シリーズが最もゲーミングやクリエイター向けのパワフルなモデルです。「H」シリーズはパワーと価格のバランスを考えたモデルです。「P」シリーズはパワーより価格重視のモデルです。「U」シリーズは最も価格重視のモデルとなります。

それではご覧ください。

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第13世代モバイルプロセッサーの比較

第13世代モバイルプロセッサーのシリーズには「HX」「H」「P」「U」の4種類があります。

また第13世代パフォーマンスハイブリットアーキテクチャは前世代よりシングルスレッドタスクで約15%、マルチスレッドワークロードで最大41%向上しました。多くのゲームや動画配信、コンテンツの作成で負荷を心配がありませんと発表もありました。

第13世代のモバイルプロセッサーを解説する前にPコアとEコアについて説明します。Pコアはパフォーマンスが高いエネルギーを消費するパワフルなコアです。またEコアはバランスを取りバックグラウンドなどの日常業務に活躍するコアです。下記にPコア、Eコアについて記載しましたのでよろしければご覧ください。

インテルのPコアとは

最初にPコアとは何かを説明します。PコアはPowerful Performance-cores (P-cores)と呼ばれていてその名の通り力強くエネルギーを消費するコアとなります。Intelの2つの異なるコアレイアウトでは、Pコアがチップ上で最も強力なコアとなります。Pコアは最もエネルギーを消費して最高のクロック速度で実行されて支持とタスクを全体的に押し上げて高負荷の業務で活躍します。

通常Pコアはゲームやより重い処理負荷などのより重いタスクで使用されます。さらにPコアはハイパースレッディングも提供して各コアには負荷に対処するためのスレッドがあるのが特徴です。

インテルのEコアとは

EコアはFlexible Efficient-cores (E-cores)と呼ばれていてPコアと異なってパワーではなく日常業務などの軽めの動作で使用されて効率的に動作するのが特徴です。

Pコアが目立ってますが、EコアはPコアよりもパワーが小さいですが同時に消費電力も低くなります。それはEコアが効率的に動作することでバランスを取りパフォーマンスが発揮されるEコアの強みです。そのためバックグラウンドタスクの処理などで活躍します。

第13世代インテルコアモバイルプロセッサー｜HXシリーズ

「HXシリーズ」はゲームやクリエイター向けにおすすめのハイエンドのプロセッサーとなります。高性能ノートPC向けの製品です。消費電力は55WのためデスクトップPCにも劣らないパワーがあります。

第13世代インテルコアモバイルプロセッサー｜Hシリーズ

「Hシリーズ」は「HXシリーズ」が登場するまでは、ゲーミングやクリエイター向けのハイエンドCPUと呼ばれていましたが、「HXシリーズ」が登場してからはパワーに関しては2番目に位置します。

「Hシリーズ」でもノートPCでは十分活躍しますし長く使用できるモデルですが、「HXシリーズ」が登場したことで難しい位置付けになっています。

第13世代インテルコアモバイルプロセッサー｜Pシリーズ

「Pシリーズ」は薄型のノートPCで採用されるモデルとなります。パワーと消費電力のバランスが取れたモデルとなります。外出先などでも活躍するパソコンを考えている場合に検討したいシリーズとなります。また「Hシリーズ」が搭載されているノートPCよりも価格は低い傾向です。

第13世代インテルコアモバイルプロセッサー｜Uシリーズ

「Uシリーズ」は低価格のノートPCに採用されることが多いモデルです。普段使いやオフィスワーク、動画の視聴などに適したノートPCに多く採用されています。一般的なノートPCで多く採用されているため「Uシリーズ」のCPUの情報は多くあります。